うちのわんこ

三重の繁殖場からレスキューされたマルチーズの『のあ』。 レティ、めーぷる親子と新メンバー・トイプーのアン、4わんのドタバタ日記。

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レティのはなし(3)


今回は予定通り、3わんのお母さんになったレティのお話。

汚れキャラのめーぷるですっ
あたしは、3兄弟(♀2♂1)で生まれてきてん。

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茶々丸の死後、獣医から
「先天性心臓疾患は遺伝的な事もあり、ミティかレティに
原因があったのかも分からないので、今後交配はさせない方がよい」
とのアドバイスを受けました。

それなのに…

母ちゃんの管理ミスにより、次のヒートでレティが再び妊娠してしまいました。
母体にとってもかなりの負担
それに、もし獣医の言うように遺伝性の心臓病だったのならば
次に生まれてくる子も…。

その時、今でも通っている美容院のトリマーさんに相談しました。

「遺伝性の心臓病という確定はしてないでしょ?
次に生まれてくる子は心臓病じゃないかもしれない。
それに、もし心臓病を持って生まれてきたとしても、
今度は手術をしないで最後まで面倒をみてあげたらいいやん」

…それもそうだな。
トリマーさんの言葉で、ちょっと気持ちが楽になりました。

それからは、より一層レティの体長管理に気を付け、
妊娠後期を迎えました。

レントゲンを撮れる時期になり、診てもらうと

「3匹いますね」

」 獣医の言葉に絶句
(レティは華奢な骨格で、この頃普段の体重も1.9kg~2kg。
まさか3匹とは、夢にも思わなかった)

出産予定日間近、再度レントゲンを撮ると、胎児は産道を通過できる
ギリギリの大きさ。
これ以上成長すると普通分娩は無理だと言われました。
1~2日中にお産にならなければ、帝王切開です。

父ちゃんと母ちゃんの願いが通じたのか、診察の翌日にお産となりました。

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2匹目までは順調に生まれ、3匹目(めーぷる)の生まれる気配は
全くありません。
出産開始から4時間経過しても生まれないので、
「獣医が頭数見間違えたん違う?」なんて呑気に父ちゃんと話していました。

健康状態の確認に病院へ行く用意をして、ヒョイと育児ベッドを覗くと
キョトンとしているレティの横に
いつのまにか仔犬が3わんに増えてる

しかもまだ羊膜を被ったままだぁ

急いで羊膜を破り、レティの顔に仔犬を近付け、
羊水を吸い出してもらいましたが、仔犬はピクリとも動きません。
焦りながらタオルで仔犬の身体を刺激し、タオルに包んだまま
上下に数回振りました。

か細い声で鳴き、やっと肺呼吸が始まりました

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生まれると直ぐに獣医に診察してもらい、健康状態を確認。
よく頑張ったレティも沢山褒めてもらい、異常がないか診察。

「大丈夫。異常なしです」
獣医の言葉に、心底「ほっ」としました。

仔犬は、1番目に生まれた子(♀)にメル、2番目(♂)に茶々、
そして末っ子(♀)はめーぷると名付けました。

その後も1週間ごとに病院に通い、健康状態のチェック。
心配していた心臓疾患もなく、3わんスクスク育ちました。

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茶々丸の時と違い、3わんの育児はレティも大忙しです。
授乳が終ると、すぐお下の世話。

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仔犬の成長と共に、レティのお乳も足りなくなり、
毎日体重を測って、増えの悪い時は母ちゃんも育児のお手伝い。

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ミティパパは羨ましそうに見てるだけ~。

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しばらくして、仔犬達の誕生を話していた友人から、
家族に迎えたいと申し入れがありました。

その頃、母ちゃんは以前勤めていた仕事を退職していましたが、
又、ひと月後に復帰する事が決まっており、
5わんの世話は今までに比べ、手薄になってしまいます。
又、お留守番ばかりで、寂しい思いをさせるよりも、
常に家族がいる方が幸せではないかと思い、決心しました。

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生後55日目、茶々とメルが新しい家族のもとに行きました。

茶々の新しい家族は、以前通っていた美容室の
母ちゃん担当の美容師のJさんです。

Jさんは、ご両親と3姉妹の5人家族。
1年前にご両親が溺愛していたわんこを老衰で亡くされており、
もうあんな悲しい思いはしたくないと、初めは反対していたそうですが、
何度も家族会議をし、了解してもらったそうです。

約束の日、5わんを連れてJさん家に着くと、家族全員でお出迎え。
大阪北郊外の広いお庭のあるお家で、これまた広~いリビングの中央には
で~んと真新しいわんこ用品が設置してありました。

お母様がニコニコしながら、「お父さんが昨日デパートで買ってきたの。
うきうきしながら出かけてたわよ。
私もわんちゃん用の、お手製のクッションを作って楽しみに待ってたのよ~」と話しておられました。

本当は、Jさん宅にめーぷるが行く予定だったのですが、
お父様の「うちは女系家族だから、男の子がいい」と。
まるで初孫を抱く様に、嬉しそうに茶々を抱っこされていました。

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メルは、「家を建てたら、わんこを迎えるのが夢だった」とおっしゃっていたお父さん、
美人で優しいお母さんと、その当時中学生だった男の子2人の4人家族に迎えられました。
こちらは茶々とは逆に、お父さんの「うちは子供が男の子だから、末っ子は女の子がいい」と。
メルを抱くお父さんの顔は、デレデレになっちゃってました。

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そして残ったのがめーぷるです。

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こ~んなに望まれて迎えられた茶々とメル。
幸せになっていない筈がありません。

メルのご家族から、成長したメルの写真が届きました。

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我が家にも遊びに来てくれました。
写っているのは、メルのお父さんとお母さん。

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レティママや妹のめーぷるの事はすっかり忘れてしまったようで
お父さんとお母さんにベッタリでした。

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その後も近況報告をしてくれていて、メルはとっても幸せに暮らしています。

茶々は、ご両親に溺愛され、殿のように大事にされ過ぎて
かなりのやんちゃ坊主に育ったようですが、
美容室に行く度に、Jさんは嬉しそうに茶々の写真を見せてくれていました。

その後、Jさんは結婚し遠くへ行ってしまいましたが、
ご両親のたっての願いで、茶々はJさんの実家で幸せに暮らしています。

こんなに大事にされ、幸せに暮らしているレティの子供達。
2つの家族に沢山の幸せをもたらせてくれていることでしょう。
父ちゃんと母ちゃんは、後悔はしていません。




最後に…

今回は、Happy endで終りたかったのですが、
虹の橋を渡ってしまったミティについて少し話します。

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3わんが誕生し、無事に大きくなり、
父ちゃんと母ちゃんは、ミティに去勢手術をする事に決めました。

ミティはお出かけがとっても好きな子で、手術日の朝も
玄関に用意していたお出掛けバッグの中に自ら入って
母ちゃんの支度が終るのをずっと待っていました。

病院へ向かう車の中でも、とっても嬉しそうにはしゃいでいたミティ。
これが最期になるなんて…。

病院へは午前中に着き、検査後、午後に手術とのこと。
日帰り手術なので、夕方にお迎えです。
ミティの大好きなおやつを売っているお店に寄り、一度家に戻りました。

家に着くと、病院から留守電にメッセージが。

「すぐに連絡下さい」

まさか…。

全身がガタガタ震え、やっとの思いで病院へ電話すると

「すぐに来て下さい」

「何かあったんのですか?」と問うも、
「とにかくすぐに来て下さい」と。

病院へ着くと、ミティは手術台の上に横たわり、
獣医は目を真っ赤にしながらアンビューバッグを押し、
肺に酸素を送っていました。

ミティに近付くと、瞳孔が散大していてピクリとも動きません。
人間でいえば、脳死状態でしょうか。

「どうして?」と詰問する母ちゃんに

「分かりません、分からないんです。どうしてこうなってしまったのか」
涙をポロポロ流しながら獣医は答えました。


変わり果てたミティを抱きしめ、母ちゃんが泣き崩れると同時に
ミティの心臓が動かなくなりました。


それから1週間後、獣医から手紙が届きました。
丁寧なお詫びと共に、『僕はミティがとても好きだったのに…』
と書かれていました。


父ちゃんと母ちゃんは獣医を恨んでなんかいません。
勿論、ミティを亡くしてしまった事は今でも辛く
思い出すと胸が苦しくなります。

でも、パルボに感染したレティを時間外や休診日にも、
毎日一生懸命診てくれ、インターフェロンの治療により回復した時は、
「ヤッタ~!!」とガッツポーズで自分の事のように喜び、
パルボに感染した他のわんこも助かるようにと、レティの症例を
獣医学会に発表していた獣医。

茶々丸の時も親身になって力を貸してくれた獣医。
そんな獣医を恨む事はできません。

ミティの死後、思い出すのが辛く現在この病院へは行っていませんでしたが、
近いうちに、今も元気でいるレティの顔を見せに行こうと思っています。
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Comment

 

ここしばらく、泣いてばかりです。
今日も、茶々丸くんの記事のコメントのお返事を読んで泣き、ミティちゃんのことを読んでまた泣きました。
そして、私も以前の2ワンを見送ったときのことを、まざまざと思い出してしまいました。
クウ♂は、飼い主である私の無知のために、充分な治療を受けさせることなく、虹の橋を渡ってしまいました。
残ったチビはその後2年間一緒にいてくれましたが、ある日クウと同じ状態になり、今度は後悔したくないと、すぐに近くの病院に走りました。
それから1ヶ月で彼女も旅立ちました。今度は、私の腕の中で・・・。
今にして思うと、あの病院通いも正しかったのかどうかわかりません。
私は、あまりに無知でした。1人っきりになってしまって、「許して、ちゃあちゃんが悪かった」と何度酔いつぶれたか知れません・・・。
今も、やはり無知なんだと感じます。

keiさんが今は通っておられない獣医さん。私もいい獣医さんだと思いました。
それでも、こんな事故が起こるのですね。それほど麻酔はリスクの伴うことなんですね。
ミティちゃんの死後の獣医の対応は、しっかりしたものだとは思います。
それでも、もはやそこへは通えなくなった・・・。
keiさんも、その獣医さんもつらかったでしょうね。

ワンコ自身が医者を選ぶことはできません。
本当に飼い主がしっかりした目で判断しなければいけないのだと、それが自分にできるのか、不安な気持ちはぬぐいきれません。

でも、もう泣くのはやめます。
茶々丸くんやミティちゃん、ウチのチビとクウ、ALICEさん家のアリスちゃん、スムチー母さん家のビック君。皆が「泣かないで。皆ここで待ってるから・・・」って、きっと言ってくれていると信じたいです。

keiさんは、私の尊敬する先輩ワンコママです。
私も、のんちゃんを通じて、keiさんとお知り合いになれたこと、コメントの中だけではありますが、他の方々の言葉を聞くことができるようになったこと、私を最初に「WAN life」のページをクリックさせてくれた誰かに感謝します。

 

こんにちわ。
まずはレティちゃん、立派な赤ちゃんを3匹も生んでくれてありがとう!!家族に迎えられた方たちはみんな、感謝しているでしょうね!!本当はメープルちゃんではなく、茶々ちゃんが残るはず?だったんですね。。。なんかほのぼのと読んでました。
その後にミティ君のお話・・・涙をこらえるのに必死でした。(不謹慎にも仕事中なので。)ミティちゃんとってもお出かけが好きだったんですね。とっても喜んでお出かけした先に待ってたのが死なんて、辛すぎます。
keiさんも連絡が来た時は本当にビックリしたでしょう。ビックが危篤の状態からもうダメかもしれないからすぐに病院に来てくれと言われ、病院へ行ったときの事を思い出します。震えと涙が止まらず私の運転で行ったのにどうやって行ったのかまったく覚えていません。それと重なり、しかもミティちゃんの場合予期せぬ死なので、keiさんがどれだけ辛かったか、どれだけ悲しかったか・・・。
犬も家族です。何年経っても思い出すし、死というのは辛いですよね。何年経っても帰れば笑顔で迎えてくれるような気がしませんんか?
だけど、獣医さんの所へ行こうと思っているということはだいぶ気持ちの整理がついたということですか?
獣医さんもきっと辛いだろうからkeiさんの気持ちを聞いたらどこかモヤモヤしているものが取れるかもしれませんね。
keiさんつらい気持ちとてもよくわかります。そんなkeiさんだからこそ3ワンのことを大事に大切に幸せにしてあげられるんだと思います!!
  • posted by スムチー母 
  • URL 
  • 2007.03/16 14:25分 
  • [Edit]

 

★リクまま様

今回はHappy endで終るつもりが、ごめんなさいね。
辛い事を思い出させてしまいましたね。

クウちゃん、チビちゃんの病名は分かりませんが
クウちゃんと同じ症状が出て、直ぐに受診したのにもかかわらず
天国に旅立ってしまったという事は、
リクまま様のせいではないと思います。

治療を受けても受けなくても、結果として
現在の獣医界では残念ながら、
助ける事の出来ない疾患だったのでは?

もう御自分を責めないで。
命あるものと一緒に居れば、必ずいつかは
お別れの時が来てしまいます。
その辛さを乗り越えて、現在がある。

母ちゃんも無知で、後から「あの時はこうすればよかった、
ああすればよかった」なんてしょっちゅうありますi-201
でもわんこ達から学び、経験を重ねてこそ、
選択肢も増えていくのだと思うのです。

なぁんて偉そうなこと書いてますが…
本当は、訴えを話せるヒトと違い
わんこの事となると、どんな小さな異常でも、
途端に冷静さを欠いてしまう母ちゃんなんですけどねi-229

ミティの件は記事に書いた通り、獣医を恨んではいないのですが、
ものすごく複雑な想いでした。

それと、偶然だと信じたいのですが
茶々丸、ミティと男の子ばかりをたて続けに失って
もし♂の子を我が家に迎えると、3度目があるのでは
と無意識に性別を気にしてるのです。

母ちゃんも
皆が「泣かないで。皆ここで待ってるから・・・」って、
きっと言ってくれていると信じたいです。


★スムチー母様

そう、両家共、初め♀の子を希望していましたから。

茶々丸の死後、ペットショップを見つけては
茶々丸が居ないかと、父ちゃんと捜していました。

茶々が生まれた時、茶々丸が戻って来てくれたと
本気でそう思って(信じて)いました。

お父様に「♂の子が良い」といわれた時は
正直ショックでした(心の準備が出来てなかった)
でも、お父様のあの嬉しそうなお顔を見ると断れなかったんですよi-182

ミティの件は、スムチー母様と同じく、
病院から連絡が来て、病院へ向かう時の記憶がないのです。

母ちゃんが病院へ到着するまで、
獣医は必死で命を繋ぎ止めていてくれたのだと。
それに応えるように、ミティも母ちゃんを待っていてくれました
ミティの名前を絶叫し、腕にした途端ミティは力尽き
旅立ってしまった事は、今でも鮮明に覚えています。

獣医の所へ行こうと思えるようになったのは、
のあさんが我が家に来てくれたからではないでしょうか?

茶々丸の死後、泣いてばかりいた父ちゃん母ちゃんに
茶々丸は3匹の仔犬達を。
ミティは、のあさんを引き合わせてくれた。
何だかそう思えるのですi-179
  • posted by kei 
  • URL 
  • 2007.03/18 01:35分 
  • [Edit]

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プロフィール

kei

Author:kei
大阪在住

☆レティ♀マルチーズ
1994年12月14日生まれ。
めーぷるのママ
子犬の時から病弱でアレルギー持ち。
我が家のエンゲル係数は医療費が大半!?
性格は超クール!!

☆めーぷる♀マルチーズ
1997年4月15日生まれ。
レティの娘
天真爛漫な性格で天然入ってます。
体格は1番小さいですが態度はデカイ!!

☆のあ♀マルチーズ
年齢不詳。9月18日生まれ。
(三重の繁殖場からワンライフさんにレスキューされ我が家に来た日を誕生日にしました)
シャイで温厚な性格ですが、食べ物を前にすると豹変する!?

☆アン♀トイプードル
2009年9月20日生まれ
マル軍団の中、なぜかトイプー1わん紛れこむ。
弾ける天然娘。
婆や達の中でスクスク成長中!!

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